自己紹介
1955年生まれ、大阪府在住 鍛治明美(かじ あけみ)
公認心理師 特別支援教育士 ストレスケアカウンセラー
地元の中学校教員として44年勤務。支援学級担任から通級指導教室を23年担当し、発達障がいのある子どもたちの指導や保護者支援そして教育相談等にたずさわる。
発達凸凹のある子どもたちが、安心して社会参加していけるためには、学校教育はもちろんのこと、地域や社会の力が大事と、子どもたちが地域で安心して社会参加できるために、切れ目のないサポートと強みを活かしながら力を発揮していける居場所づくり「たんぽぽのわたげ」プロジェクトを2020年3月に立ち上げる。
小さなコミュニティを大切に育てながら、一年間の活動をとおして、志をともにする大切な仲間と出会えることができ、2021年3月16日に一般社団法人「たんぽぽのわたげ」を設立。大阪の泉州地域を拠点として活動する。
私自身も、子育ての大きな壁につきあたる。息子の不登校を経験し、家庭と職場での葛藤の日々を送る。そして息子から「おかんは早死にすると思う」と言われ、自分自身の体調のくずれが限界になっていたことに気づかされる。「子どもの心の声を聴く」ことができていなかったこと、そして、自分の身体を大事にすることさえできていなかったことに気づく。当たり前を見直し、子どもの思いを受け止めることができるおとなになるため、自分の価値観をみなおしていく。
親自身が楽しく生きがいを持って生き生きと生活ができることが、子どもが安心して成長していけるということを実体験から学んだ。
このような体験の中から、発達に特性を持つ子どもたちに寄り添い、おとな達も楽しく子育てができるためのコミュニティづくりに力を尽くしたいと思いを強く持つ。
心と身体をケアしていくことの大切さを体験し、カウンセリング、ストレスマネージメントなど心と身体の健康を維持していくためのスキルを猛勉強し、支援に活かすことで、子どもたちの自己実現できる力を育てることに成果をあげている。
子育ては、身近な、おっちゃん、おばちゃんがいる地域で、みんなと一緒にやっていけるときっと楽しいと大きな夢を持つ。この夢は、私の大切な人たちに支えられ実現するために、一般社団法人 たんぽぽのわたげ をスタートする。